旧車乗りの簡単なメンテナンス「フューエルワン」を入れるだけでガソリンの劣化対策

長期保管しなければならない理由は個人によって異なりますが、いずれも自身ではコントロールしにくい理由だと思います。
筆者はライフスタイルの変化によって住まいから離れた実家へ保管せざる負えない状態だったので面倒が見れませんでした。

長期保管してしまいガソリンタンク内はヘドロ溜まり

数年間ガレージで保管していたトラインフGT6はブレーキの固着やバッテリー上がり、タイヤのパンク、キャブレターの詰まり等ありましたが
車屋さん曰く一番大変だったのはガソリンタンク内の汚れでした。残っていたガソリンが腐敗し、タンク内にヘドロのようにつまっていたようです。
こうなると大変、タンクは一度取り外しタンクからキャブレターまでにつながるホースも洗浄をしなければなりません。
久しぶりの車検取得と同時に整備してもらった修理費用については、長期保管の用意をしていなかった自分への勉強代とも感じました。

ガソリン劣化は約半年で起こる

一般的にガソリンはクルマの燃料タンク内でも約半年で劣化するといわれています。
そもそもガソリンは軽油と区別するために薄いオレンジ色に着色されており
ガソリンは空気に触れると劣化していきます、空気中の酸素と化学反応を起こすことで酸化します。
その過程でガソリンの色は黒く濁りはじめ、最終的には真っ黒になるようです。


そしてガソリンに含まれる揮発成分のみが抜け出し、残った粘度成分が徐々にガソリンをドロドロにしていくそうです。

ガソリンの劣化は保管状態によっても早まるようです。一般的に密閉されたタンク内で起こる劣化がおおよそ6か月という事なので目安よりも早めに使い切り、新しいガソリンを入れるまたは完全に抜くのが
良いとされています。

対策でフューエルワンを投入

ガソリンの劣化を塞ぐ一番シンプルな方法として燃料添加剤の使用が一番かと思います。

ワコーズから販売されている「フューエルワン」は燃料添加剤の中で一番知名度が高い商品となります。

燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。また燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制し、潤滑性を高めることが可能で、燃料に必要な性能全般を総合的に引き上げることができます。経年車や初めて清浄剤を使用される車両には2回連続使用が更に効果的です。

WAKO’Sフューエルワンの使用方法

  • 燃料が20ℓ〜60ℓの場合:フューエルワンを1本使用
  • 燃料が20ℓ以下の場合:フューエルワンを1%を超えないように使用

まとめ

車、バイク問わず長期保管するなら、ガソリンの劣化対策は必須です。

ガソリンが腐るのを対策する方法には2つあって、もっとも簡単なのが燃料添加剤「フューエルワン」を投入することです。これだけでガソリンの劣化を抑えてくれます。

ガソリン劣化の対策を怠れば、故障の原因に繋がり、結果大きな修理費が発生しますので
必ず対策を講じておいた方がいいです。

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