そういえば一度もラジエーターの掃除したことなかったから今回は
ラジエーター内の掃除をやるぞー!
そうな安易な思いから今回はラジエーターのメンテとして中の洗浄をやっていきます!
youtubeで動画投稿しているのですがキャブレターOHの合間に行った作業なので
エンジン始動できず、エンジン内の水回りは掃除していません。今回はあくまでもラジエーター側だけです。
今回使用した道具
取り外し前に必要な工具を用意します!
今回使用した工具はこちら↓
- ラチェットハンドル
- ラチェット エクステンションバー
- インチソケット
- マイナスドライバー
また工具以外で今回の作業で必要な道具はこちらです
- ラスペネ(固着しているボルトを外しやすくなります。)
- トロ船(ラジエーター液は適当にそこらへんに廃棄できませんので溜めて処理すること)
- 交換用のラジエーター液
- オイルポイパック(ラジエーター液を廃棄する際に使用します。)
- じょうご(ラジエーター液を入れる際に便利です。)
GT6はボルトやネジがインチ規格なので要注意(‘ω’)
僕が使っている工具でおススメはトネ(TONE)です!スナップオンやKTCは高くて素人にはもったいないくらいなので、DIYであれば比較的リーズナブルかつ高品質なので愛用しています。
トネ(TONE) ソケットセット(6角・ホルダー付) HSB312 差込角9.5mm(3/8″) インチ 内容12点
まずは取り外す箇所をチェック!
GT6はフロントボンネットがフェンダーと一体で前方へガバッと開くチルトカウルなので
ラジエーターに簡単にアクセスできます。一般的な車種によってはフロントのフェンダー等を取り外す必要があります。
整備がしやすくてよかったね!
ラジエーター自体はフレームに左右ボルト2本ずつ、計4本で止まってあるだけで簡単に外せそうです。
ホースについては温まった液体をラジエーター側へ送るアッパーホース、ラジエーターを介して冷えた液体をエンジンへ送るロアホースと、リザーバータンクにつながるブリードホースがあります。
ちなみにホースはすべてホースクリップによって止められています。
リザーバータンクのステーがラジエーターにねじ止めしてあるのでこれもタンクごと外します。
取り外す前にまずはラスペネを吹いておきます。
ワコーズ RP-L ラスぺネ 無臭性浸透潤滑剤 A120 420ml A120 [HTRC3]
ラジエーター液はロアホースを外して排出する!
取り外す場所を確認したら早速ラジエーター液を抜いていきます。
ロアホース側のラジエーターと接続している側のホースクリップをマイナスドライバーで緩めていきます。
ある程度緩めたらラジエーター液が漏れだす場合があるので事前にトロ船を下に置き用意しておきます。
赤長 DIYトロ舟 ブラック 25L 約570×310×135mm
あとはぐりぐりしながらゆっくりホースを抜きます。
ある程度抜ききったら各部ホース類を取り外してラジエーターの固定ボルトも外します。
アッパー側から水道ホースを突っ込み水を流し続ける
きゃー!茶色い錆び汁が大量にでてきたー!!
中から大量のサビがでてきました・・
こんなのがエンジン内にも回っていると考えるとやばいですね。
後はアッパー側から水道のホースを突っ込みロア側からひ水が透明になるまでたすら流し続けます!
しかしこのサビ、ラジエーター内だけではなくホースの内側にもびっしりついていました。
水の勢いを強くしてこびり付いたサビを除去しました。
またラジエーター開口部から除くと同じように大量のサビは付着していたので届く範囲でブラシで除去したりました。
外した時の逆の手順で取り付けて完成!
すべて取り付ければ最後にラジエーター液を入れます。
まずはラジエーターいっぱいに入れてキャップをあけたままエンジンを始動させます。
ラジエーター液が回り始めたらじょうごを使って足していきます。
じょうごを使えばこぼすことなく充填作業が行えますので便利です!
底を切ったペットボトルで代用すれば安上がりで済みます!
それはそうとロアホースを良く見てみて
あっ!水漏れしてる・・
取り付けたホースから水漏れがありました。これはホースの劣化が原因ですね。
次回はホースの交換が必要だね。
今回の記事は動画でも投稿していますので良かったらご視聴ください。
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