クラシックカーで起こったトラブルTOP5

クラシックカー解説

クラシックカーの魅力は、現代の車にはないデザインやフィーリング。でも、古いがゆえに想定外のトラブルもつきもの。今回は、実際に体験した「クラシックカーで起こったトラブル」をランキング形式で紹介!

第5位:ランオン ー キーOFFにしてもエンジンが止まらない!

エンジンを切っても「ブルルン…ボボボ…プスン!」と止まらない。最初は何が起こったのか分からず焦ったが、後で知ったのは「デトネーション(異常燃焼)」によるランオン現象。燃料が余熱で燃え続けてしまい、エンジンが勝手に動き続ける。慌ててギアを入れてクラッチを繋ぎ、強制的にエンストさせてなんとか事なきを得たが、初めてのときはめちゃくちゃ焦った。

第4位:ワイパーがぶっ飛ぶ ー 大雨の日の悪夢

「雨の日は乗らない」が鉄則だが、どうしても外せない予定があって、やむを得ず雨天走行。しかし、ワイパーを動かした瞬間、「バチン!」という音とともにワイパーブレードが消えた。「えっ?」と思った次の瞬間、フロントガラスが豪雨で視界ゼロ。まさかの「手動ワイパー(腕を伸ばしてゴシゴシ)」で凌ぐ羽目に。雨の日に乗るときはワイパーのチェック必須!

第3位:マフラーが落ちる ー 段差でヒットし爆音仕様に

クラシックカーは車高が低いものも多く、気をつけてはいたけど、段差で「ガッ!」と嫌な音が。次の瞬間、「ガランガラン!」とリアからマフラー脱落の音。後続車の視線を感じながら、爆音を響かせて路肩に停車。幸い、針金で応急処置して帰宅できたが、地面スレスレのマフラーは要注意。

第2位:クラッチのマスターシリンダー破裂 ー 突然の無クラッチ地獄

走行中に「パンッ!」という破裂音とともにクラッチペダルがスカスカに。何が起こったのか分からず、とりあえずギアをニュートラルに入れて停車。確認すると、クラッチのマスターシリンダーが割れてフルードが漏れ出していた。クラッチなしでのシフトチェンジはできるけど、信号停止=ゲームオーバー。レッカーを呼ぶしかなく、ツーリングが強制終了した切ない思い出。

第1位:ツーリング中にエンスト ー イグニッション死亡で1日終了

仲間とツーリング中、急にエンジンが吹けなくなり、最終的にストール。「あれ?まさか…」と思いセルを回すも無反応。電気系統が完全に死んでいた。原因はイグニッションコイルの突然死。現地で修理できるわけもなく、結局レッカーで帰宅。仲間が楽しく走る中、自分だけ「強制終了」。これ以上の悲劇はない。

まとめ:トラブルもクラシックカーの醍醐味!?

クラシックカーは「壊れてなんぼ」とは言わないが、トラブルがつきものなのは事実。大事なのは、日頃のメンテナンスと、万が一のトラブルに対する心構え。だけど、こうしたハプニングも含めて愛車との思い出になるのがクラシックカーの魅力でもある。あなたも愛車とのトラブルエピソードはありますか?

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